◆◆ 武庫川ダム事業 環境影響評価要求項目例集 ◆◆

下記の項目より、環境影響評価についての要求項目を選び、ページ下の[Select]ボタンを押下して下さい(初期は全項目が選択された状態です)。
次ページに、「意見書のフォーマット」が表示されますので、印刷し、ご住所・ご氏名をお書きの上、兵庫県知事までFaxにてご送付下さい(送付先も印刷されます)。
追加する項目がある場合には、追記してお使い下さい。
武庫川を愛する会では、ほかにこんな項目も!というご意見をみなさんから募集しています。お寄せ頂いたご意見は、データベースに反映していきます。

総合的見地からの環境影響評価の項目
[調査対象]
希少種・固有種・代表種に限定しない全ての野生生物全般を対象とする調査・予測計画立案等による環境影響評価
[調査内容]
過去の開発等による自然環境の連続の分断・縮小・点在化、及び、ダムサイト周辺地域の自然環境残存指数、多様性維持指数についての調査
形成過程を含め異なる様相を呈す4つの地質・地形(三田盆地・武庫扇状地・六甲山系・大峰山系〜猪名川渓谷)の境界接点という特異な地域であることによる自然環境の多様性・特異性・固有性についての調査・研究
地質・地形形成過程・年代を同じくする大峰山系〜中山〜川西ニュータウン〜猪名川渓谷を一帯とする自然環境の類似性・固有性についての調査・研究
地質・地形形成過程の異なる六甲山系、及び、大峰山系〜中山〜川西ニュータウン〜猪名川渓谷一帯の自然環境・生態系の相違性・固有性についての双方個別の調査
地質・地形形成過程・自然環境・生態系の異なる六甲山系と大峰山系〜中山〜川西ニュータウン〜猪名川渓谷一帯の間をつなぐ野生生物にとっての唯一の移動ルートとしての調査・研究
中流域のみならず、上流域、及び、河口・汽水域等の下流域をも含めた流域全体としての生態系・生態の調査・研究・影響評価
現況調査のみならず過去からの時系列的変化・推移・傾向についての調査
時系列的推移調査、及び、現況調査に基づく将来傾向の予測
野生生物に関する環境影響評価の項目
[調査対象]
動植物・昆虫・菌類・水生植物・水生昆虫等の野生生物全般を対象とする調査
野生生物全般、中でもとりわけ、次の類の属する種についての特に入念な調査−当該地域の自然環境の循環サイクルにおける食物連鎖の頂点に位置する種(猛禽類等)・希少種・絶滅危惧種・地域固有種等・河川生物(魚類・水生生物等)を捕食する種
[調査内容]
生息種、及び、季節変動種(渡り鳥や鮎・なまず等)についての終日・通年観測−(終日観測:同一地点ついての、時間帯や生物種におけるねぐら・猟場・移動地点等としての役割を把握することを目的とする調査)(通年観測:渡り鳥や海との遡上・流下魚類等の生物種・数、及び、それらの種における営巣・繁殖・休息・捕食地等としての役割を把握することを目的とする調査)
生息種、及び、季節変動種についての時系列増減傾向の実績把握、及び、将来予測
循環サイクルとしての生態系についての調査・研究
自然環境・生態系の形成時期、及び、年齢の特定−(一般に、成長過程にある自然環境・生態系は環境変化・破壊に対し柔軟な対応が可能、一方、成熟期・安定期にあるそれは、環境変化に敏感・デリケートであり、連鎖反応により壊滅的ダメージへ拡大する危険性が指摘されている)
生息数についての時系列増減傾向の実績把握、及び、将来予測
生息域、及び、行動範囲についての終日・通年観測
食相(食物の種類・量等)についての終日・通年観測
行動パターン(特に、遡上・流下・沿川移動・渡川移動)についての終日・通年観測
繁殖・生育環境としての終日・通年観測
繁殖・生育環境としての時系列増減傾向の実績把握、及び、将来予測
分布についての終日・通年観測
分布についての時系列増減傾向の実績把握、及び、将来予測
洪水時湛水に伴う自然環境の消失範囲・面積の特定と消失種・数の予測
洪水時湛水に伴う自然環境の消失範囲の隣接域における陸生植物の植相・植生変化の予測
洪水時湛水に伴う自然環境の消失範囲の隣接域における陸生動物の種・数等の変化の予測
工事用道路・資材置場・バッチャープラント・ダム本体等ダム建設工事、及び、試験湛水に伴う自然環境の消失範囲・面積の特定と消失種・数についての要因別予測
工事用道路・資材置場・バッチャープラント・ダム本体等ダム建設工事、及び、試験湛水に伴う自然環境の消失範囲の隣接域における陸生植物の植相・植生変化の予測
工事用道路・資材置場・バッチャープラント・ダム本体等ダム建設工事、及び、試験湛水に伴う自然環境の消失範囲の隣接域における陸生動物の種・数等の変化の予測
ダム堤体による陸生生物の行動阻害、及び、これを要因とする弊害の予測
ダム堤体による水生生物の行動阻害、及び、これを要因とする弊害の予測
[調査方法]
第3者機関による客観的かつ十分な調査データに基づく環境影響評価−(概要書は兵庫県事業についての兵庫県管轄機関による兵庫県調査データに基づくものであり、客観性・透明性・公開性に欠け、新河川法の住民意志の尊重・反映の精神に逆行する)
環境影響評価対象地域における実地のフィールド調査−(概要書では、既存の文献又は資料の収集・整理により行われた事前調査をもって、本来実地調査すべき環境影響評価の多くの事項に代替するとしている)
野生生物の種・生態・生態系・数・生息域・行動範囲・行動パターン・繁殖環境・生育環境・分布等についてのダムサイト、湛水域における現地調査の最低限義務付け−(概要書はダムサイトとの位置関係や調査時期的に妥当性を欠く生息種データのみの列挙の留まる)
国内・国際的に見た分布・生息数対比による地域希少種・固有種の抽出−(当該地域の多数種であっても広域では希少種・固有種であり得る)
進行中(大峰山砕石等)、及び、計画済(宝塚新都市計画等)の開発計画を含めた環境変化の予測
中・下流域の生物の生育要件(土砂・養分・栄養素・食物等)の解明とその供給源・供給形態の調査−(生育要件の多くは上流域より供給されることが多く、ダムはその供給を分断する可能性が極めて高い)
[実験内容]
魚種・年齢・流速別魚道シミュレーション(放流口の魚道としての効果について、材質・長さ・形状等を同じくするモデルにおける実験)
水質に関する環境影響評価の項目
[調査内容]
自然河川における水質浄化作用の把握とダム建設後の水質変化の予測
試験湛水・洪水時湛水における水質悪化作用の把握(湛水しない穴あき効果の水質面からの証明)
試験湛水・洪水時湛水における悪臭の発生予測
転流工事〜周辺整備工事のすべての工事フェーズにおける生コン、及び、コンクリート凝固促進剤などの工事用資材等による水質汚濁(有害物質・底質)の可能性予測
地質・地形に関する環境影響評価の項目
[調査内容]
河床堆積砂レキの成分分析と供給源分布域の調査
地質・地形形成過程の異なる六甲山系、及び、大峰山系〜中山〜川西ニュータウン〜猪名川渓谷一帯の間の地質的安定度の把握−(一般的に、異なる地質・地形形成過程を経た地質の境界接点は地質的に不安定といわれる)
太古の火山活動により形成された火山砕屑岩を主体とする有馬層群の風化状況、及び、対策状況(特に、建設省による六甲山系の治山・震災復旧対策等)
準平原面のうち、武田尾渓谷が下刻作用により典型的先行河川化した過程、要因、及び、流線の変遷等の解明−(準平原面のうち特定の箇所が先行河川化する場合、当該箇所の地質が軟弱である可能性が高いといわれる)
水況に関する環境影響評価の項目
[調査内容]
堤体による平常時、及び、洪水時の流況変化の予測−(特に、ダム直上の河床浸食・放流口内の流速・土砂堆積量)
洪水時の放流による騒音・振動発生の予測
その他の環境影響評価の項目
[調査内容]
土砂流量の測定・把握
流下物(草木・倒木・ゴミ等)の種類・量・容積・重量の測定・把握
ダムサイト(特にダム直上・直下)における岩盤崩落の可能性予測
堤体による地盤沈下の予測
転流工事〜周辺整備工事のすべての工事フェーズにおける生コン、及び、コンクリート凝固促進剤等による土壌汚染の可能性予測
[実験内容]
ダム直上・直下、及び、放流口内の堆砂シミュレーション(ダムサイト岩盤崩落も含む堆砂状況(量・形状等)の予測)
土砂堆積・岩盤崩落・異物流入等を含む堤体存在(平常時・洪水時)による流況変化の予測に基づく放流口の閉塞可能性予測シミュレーション
環境影響評価から見た代替施策の比較検討
[比較検討]
総合治水・在来河川工法等のダム以外の代替施策とダム建設との環境影響比較
予測計画と異なる想定外の事態が生じた場合の事業・工事の一時中断・停止・中止を含む対応策の検討



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