大宇宙の法則性がそのまま人間や万物の中にひそみこれを「」と呼ぶ
物質源としてのに対し、それに法則性を与えるものとしてを考える
然るに、人間は欲望を節制し、性の命に従いて行ないを成すべし
(宋朝 道学 理気説 程頤の教え)






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解説
 「理性の命に従いて・・・」は、常識・慣習・制度等ではなく、自分の心の深層に問いかけ判断して、善悪の判断をするということ
 常識・慣習・制度等は、人間が作りしものであり、人間にとって都合のよい方向へ歪曲されているものもある
 これに対し「理性」は、他の誰かから教えたれたものではなく、本来人間が生れながらにして自己の内面に有しているものである
 この「本来的・本能的に有しているさま」は、いつどうやって会得したかその過程を説明できるものではなく、これを「大宇宙の法則性」とでも呼ぶ他なかったのであろう
 「大宇宙の法則性」と表現するとスケールの大きな遠い存在にイメージされるが、これを地球規模で考えると、いわいる「自然の摂理」・「生態系」・「自然環境の循環メカニズム」等に相当する
 はるか昔の宋の時代の道学にあって既に「自然環境との共生」の思想がうたわれており、道学のルーツである儒教・仏教にはこの考え方を多く見出すことができる